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● 太陽系に似た惑星系発見 生命の可能性も、と米紙 共同通信によると、2001年8月16日付米紙ワシントン・ポストは、天 文学者らがこのほど、太陽系によく似た惑星系を地球から四十五光年の距離に発 見したと報じた。この惑星系にはほぼ円軌道で回る木星サイズの惑星が二つ見つ かった。同紙によると、中心にある恒星は化学的な構成要素が太陽に類似してお り、もし、水のある惑星が見つかれば、生命が存在している可能性もあるとして いる。この惑星系は「47 アルセ・マジョリス」と名付けられた恒星と、その 周囲を回る土星と木星に似たガス状の惑星から成り立っているという。 これまで約七十の惑星系が発見されているが、この惑星系は軌道が極端なだ円 でないことなどが太陽系に似ている。極端な楕円軌道では、季節変動が大きく、 生命体の生存は難しいとみられている。注目されるのは、ガス状の巨大な惑星に は周囲に地球のような小惑星が存在するらしいことである。天文学者らは今後、 地球外生命の存在の可能性があるとして、この惑星系の中の小惑星の発見に全力 を挙げる。 ● アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉系ALMA(アルマ)推進で署名のお願 い、と海部宣男・協会評議員(国立天文台長)が呼びかけ 南米チリのアンデス山中に日本・北米・欧州で建設するアルマは、来年から建 設を開始し、十年後の完成を目指す。光では見えない未知の宇宙を開拓し、宇宙 における惑星・生命の起源にも迫る、世界でただ一つの夢の電波望遠鏡であると いう。 署名希望者は、http://www.nro.nao.ac.jp(国立天文台)にアクセスを。 ● 2001年1月23日号「WIRED NEWS」によると、米マサチュセ ッツ州に地球外生命探しを目的にした高性能の新型光学望遠鏡が建設中。 宇宙人からのレーザー信号の探査を目指す。 ● 本協会員で米カラマズー大歴史学教授のD.シュトラウス教授、今年一月、 本格的なローエル研究書「パーシバル・ローエル − ボストン知識人の文 化と科学」(英文)をハーバード大出版局から出版 単なる評伝ではなく、異文化交流の視点から、ローエルの日本研究と火星人説 とがきちんと一貫性をもっていることを実証的に分析している。能登半島踏査な ど教授の十数年にわたる取材活動の集大成である。 購入希望者は、協会本部事務局(金沢市)まで(井上正男 運営委員)。 ● マイケル・クロー「地球外生命論争1750−1900」全三巻 工作舎 「カントからローエルまでの世界の複数性をめぐる思想大全」とサブタイト ルがついているが、看板に偽りはない。詳細な文献が挿入されており、大変に参 考になる。翻訳を担当した鼓澄治+山本啓二+吉田修氏の努力を高く評価したい (二万円)。 |
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